コンテンツマーケティングを効果的に、かつ、効率よく進めるためには、ツールを有効に使うことが必要不可欠です。
あなたは使いやすく効果的なコンテンツマーケティングツールを活用できているでしょうか?
データの収集や分析に手間を取られて、本来行うべきコンテンツの改善作業の時間が無くなってしまってはいないでしょうか。
そうならないためにも、使いやすいツールや有用なデータを活用することをおすすめします。
ここでは、コンテンツマーケティングを成功に導くおすすめのツールをご紹介します。
それぞれのコンテンツマーケティングに適したツールを選んでみてください。
コンテンツマーケティングで見るべき数値
コンテンツマーケティングツールを選ぶ前に、どのようなデータを収集し、どのような数値を見て判断するべきなのかを知る必要があります。
まずは、KPIを設定し、目標達成のための数値を明確にします。
そして、PDCAを回すために定期的に効果を測定し、業務を改善していきます。
コンテンツマーケティングのKPIでよく使われるのが、PV数、アクセス数、コンバージョン数などです。
これらの数値は最低限検証すべきなので、ツールで測定しデータの収集や分析ができるようにしておく必要があります。
効果測定にはツールが役立つ
コンテンツマーケティングの効果の測定をする際には、ツールを使わないと時間がかかってしまいます。
すると、時間をかけてじっくり取り組みたい効果の分析や改善作業の策定、実施のための時間が無くなってしまうでしょう。
そして、PDCAサイクルがうまく回らずプロジェクトが滞ってしまい、効率の良いコンテンツマーケティングとは言えません。
そうならないためにも、最も適したツールを選ぶ必要があります。
ツールを使えば効率よくデータを収集し分析できるようになりますから、使いやすいツールを選ぶようにしてください。
コンテンツマーケティングで必ず使いたい2つの無料ツール
コンテンツマーケティングをするなら必ず使いたい、2つのGoogleの無料ツール、GoogleアナリティクスとGoogleサーチコンソールをご紹介します。
この二つのGoogleツールは基本的なものですが非常に高性能なので、使わない手はありません。
すでに利用している方も多いと思いますが、これらのツールの機能を上手に使いこなしているでしょうか?
ここでは、この二つのツールについて具体的にご紹介していきましょう。
Googleアナリティクス
Googleアナリティクスを使うためには、次の手順が必要です。
Googleアカウントの作成後、Googleアナリティクスアカウントを作成してトラッキングコードを取得します。
すべてのページにトラッキングコードを設置すれば、Googleアナリティクスを利用可能になります。
Googleサーチコンソールと連携するとより使いやすくなります。
Googleアナリティクスで重要な機能は次のとおりです。
なお、より高度な機能を使いたい場合は、有料版の「アナリティクス360」を購入してください。
アクセス解析
「ユーザーメニュー」ではサイトの訪問数やページビュー数、使用デバイスなどユーザーに関するデータ、「集客メニュー」ではどこからユーザーが流入したかのデータ、「行動メニュー」ではユーザーのサイト訪問前の行動データが、それぞれわかります。
このように、サイトへのアクセスを詳細に解析することが可能です。
コンバージョン測定
「コンバージョンメニュー」では会員登録数や商品購入数、お問い合わせ数などの、サイトのコンバージョン数を確認できます。
Googleサーチコンソール
GoogleアナリティクスとGoogleサーチコンソールを連携させると、サイトのSEO対策に役立ちます。
Googleアカウントを作成していれば、Googleサーチコンソールのサイトで使えるようになります。
ここでは、Googleサーチコンソールでできることをご説明します。
Gooeleのクロール状況の確認
自社のサイトのクロール状況を確認でき、エラーが発生していないか、正しくクロールされているかを調べることができます。
Googleへのクロールリクエスト
Googleへクロールリクエストを送らないと、Googleの検索結果に自社サイトが表示されません。
Googleサーチコンソールを使えば、Googleにクロールリクエストを送ることが可能です。
コンテンツマーケティングを成功に導く有料ツール5選
Googleのツール以外にも、効果的なコンテンツマーケティングツールがあります。
ここでは、おすすめの有料ツールを5つご紹介します。
MIERUCA(ミエルカ)
MIERUCAを使えば、スマホ検索に関する集客改善を効率よく行えます。
主な機能は以下のとおりです。
サジェスト検索・共起語検索・キーワード抽出
「集客改善キーワード提案機能」を使えば、サイトへの訪問ユーザーの検索キーワードを分析し、可視化できます。
膨大な情報の中から注力すべきキーワードのみを分析し、提案してくれます。
ヒートマップ機能
ヒートマップを使えば、サイトページの中でユーザーがよく読んでいる箇所、読んでいない箇所などを知ることが可能です。
この機能を使えば、コンテンツの改善に役立ちます。
セミナー
購読者向けの活用セミナーが定期的に開かれているので、ぜひ参加して有効な情報を手に入れてください。
GRC
GRCを使えば、サイトの検索順位に関するデータを収集・分析できます。
順位の変動状況を詳細に分析することで、なぜ検索順位が変わったのかを視覚的にとらえることも可能です。
Ahrefs
Ahrefsを使うと、Ahrefs 社が持つ3兆以上のURLなどの膨大なデータベースをもとに、さまざまな解析を行うことができます。
無料版もありますが機能が制限されているため、無料版使ってみてもっと使いたいと思ったら有料版の購入をおすすめします。
被リンクチェック
Ahrefs 社が持つ世界最大級の被リンクインデックスを使うことで、有効なSEO対策を実施できます。
オーガニック検索データ解析
競合他社のオーガニック検索で順位付けしているキーワードや推定トラフィックを確認できます。
Ahrefs 社は、アメリカだけでも1億5000万のキーワードデータを保有しているため、膨大なキーワードデータを駆使することが可能です。
リスティング広告関連データ解析
リスティング広告が、どこにどのようなキーワードで、どのようなランディングページで、どのURLが設定しているかなどを視覚的に解析することが可能です。
Market Engine
Gooeleアナリティクス、Googleサーチコンソールと連携することで、次のような機能が使えます。
・キーワードごとの検索結果データの取得
・キーワードとページをグルーピングして分析
・SEO運用に適した進捗管理、タスク管理
SEO対策に必要な機能がそろっているので、Googleツールと連携させればコンテンツマーケティングを効率よく行えるでしょう。
SimilarWeb
SimilarWebは競合サイトの分析に役立つツールです。
WEBサイトの業界分析や専門アナリストによるレポーティング、APP分析、などができます。
また、SimilarWeb活用セミナーが定期的に開催されており、ブログでも情報発信が行われているので、上手に活用してみてください。
まとめ
コンテンツマーケティングを行うためには、有効なツールを活用することが非常に重要です。
ツールを活用すれば効率的に情報を収集し分析できるようになり、コンテンツの改善など重要な作業により多くの時間を割けるようになるでしょう。
また、有料ツールを使えば膨大なデータを活用できたり、専門家によるレポートを活用できたりするため、データ収集や分析の精度が上がり、コンテンツマーケティングの質が向上します。
ここでご紹介したコンテンツマーケティングツールを有効に活用して、自社サイトの運用に役立ててください。