ページの表示速度はSEOのランキング要因!Page Speed Insightsで測定と改善を行おう

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ページの表示速度はSEOのランキング要因!Page Speed Insightsで測定と改善を行おう

ウェブサイトの検索順位を決定するランキング要因には、コンテンツの内容や被リンクを始め膨大なシグナルが存在しますが、その中の一つで近年重要視されているものに、ページの表示速度があります。

この記事では、ページの表示速度とSEOの関係性を解説した上で、実際にページスピードを測定し、改善する方法を紹介していきます。

SEOにおけるページの表示速度の重要性

近年ページの表示速度を気にするサイトの運営者や企業のウェブ担当者の方が増えているのは、おそらくSEOの文脈上で「ページの表示速度が重要である」といった言及を目にする機会が増えているからではないでしょうか。

実際に、ページの表示速度はSEO上で重要なファクターの一つとなっているため、具体的にページの表示速度がSEO的な評価においてどの様な影響を及ぼすのかを見ていきましょう。

ページの表示速度は古くからランキング要因として採用されていた

実はページの表示速度は古くからGoogleのアルゴリズムの中で、サイトの評価指標の一つとして採用されていました。

少なくとも2012年の時点ではGoogleの公式なアナウンスとして、「ページの表示速度がランキング要因として使われている」と発表されているのです。

そして2018年にはページの表示速度がモバイル検索におけるランキング要因として使われるというアップデートがGoogleのウェブマスター向け公式ブログで発表され、同年に「スピードアップデート」として導入されています。

しかし、ウェブサイトのページ表示速度がランキング要因であることは間違いありませんが、実際のSEO的な影響は、代表的なランキング要因であるコンテンツや外部リンクと比べると非常に小さなものとなっています。

ページスピードが検索順位に及ぼす影響としては、利用に差し障りが出るくらい表示速度が遅いサイトや、他の条件が同じくらいの場合の優劣をつける要因程度といえるでしょう。

例えばコンテンツの内容が悪いサイトのページスピードを劇的に改善したからといって、コンテンツの差をページスピードが逆転してくれることは期待できないといえます。

UXの観点からページスピードの重要性は高い

それでは、ページの表示速度が検索順位に及ぼす影響が軽微だからといって、ないがしろにして良いものかというとそうではありません。

なぜなら、ページの表示速度はサイトやコンテンツを利用する上でのユーザーエクスペリエンスに多大な影響を及ぼすためです。

具体的には、ページの表示速度は離脱率と直帰率に大きく影響します。

例えコンテンツの内容がどれほど良かったとしても、ページが表示されるまでの時間が長いと、多くのユーザーはそのサイトの利用を諦めて、ブラウザを閉じたり、検索結果に戻ったりといった離脱行動をしてしまうのです。

実際にGoogleが2017年から2018年にかけて行った調査によると、ページの表示速度が1秒だった場合を基準として、表示にかかる時間が3秒に伸びると直帰率が32%増加し、さらに5秒の場合には90%、6秒の場合には106%、10秒の場合には123%も増加するという結果が出ています。

その他にも表示速度の遅延による直帰率・離脱率のスコア悪化を示すデータは枚挙に暇がありません。

離脱してしまうユーザーが多いということは、当然売上やコンバージョンの低下にもつながるということですので、UXを考える際にどれだけページスピードが重要なものであるかがわかるでしょう。

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Googleはページの表示速度をどの様に評価している?

ページの表示速度がSEO的にもユーザーエクスペリエンス的にも重要なものであることがわかりましたが、そもそもページの表示速度とは、どの時点から何がどこまで表示されるまでの時間を指すものなのでしょうか。

Googleがアナリティクスの公式サポートページにて、3種類の反応時間を元にページスピードを測定しているとアナウンスしているので、確認していきましょう。

まず1つ目が、サイト上でサンプルに設定したページビューの表示時間です。

少々分かりづらい表現ですが、噛み砕いて説明すると、Googleはサイトのページビューのうち、すべてではなく一部をサンプルとして設定し、そのページが表示されるスピードを元に、ページの表示速度を評価しているという意味です。

サンプルとして抽出されたブラウザ別、国別など様々な観点から読み込み速度の評価が行われます。

2つ目は、トラッキングの対象にしている個々のクリック、イベント、ユーザー操作の実行速度または読み込み時間です。

これは先程のサンプルページに対し、ボタンのクリックや画像の表示、キーボード入力等のユーザー操作といった様々な要素に対する反応時間や実行速度、読み込み速度などが評価されています。

3つ目は、ブラウザがドキュメントを解析し、ユーザーの操作が可能になるまでの時間です。

htmlやJavaScriptといったウェブ言語はブラウザを通して解析されることによって、私達人間が利用できる形として表示されますが、ブラウザのページ読み込みが完了し、操作ができるようになるまでの時間もページ表示速度の評価対象となっています。

以上の3点を踏まえ、これらのスコアが改善されるようにすることで、Googleからのページ表示速度に対するSEO的な評価が向上し、またユーザーも快適な体験を損なうことなくウェブサイトを利用できるようになります。

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ページ表示速度の測定と改善方法

ここまでサイトを運営する上でページの表示速度がいかに重要なものであるかを解説してきましたが、実際に自分のサイトの速度が速いのか遅いのかというのは、どのように調べ、改善すれば良いのでしょうか。

ページスピードの測定にはサードパーティのものも含め様々なツールがリリースされていますが、おすすめなのはGoogleが公式に提供している「Page Speed Insights」と「Google Analytics」との2つです。

それぞれに一長一短があるため、個別に見ていきましょう。

Page Speed Insightsによるページスピード測定

Page Speed Insightsとは、Googleからリリースされているページの表示速度を測定できる無料ツールです。

Page Speed Insights:https://developers.google.com/speed/pagespeed/insights/?hl=ja

利用方法は非常に簡単で、上記のURLからPage Speed Insightsのトップページにアクセスし、測定したページのURLを検索窓に入力して「分析」ボタンをクリックするだけです。

数十秒程度で測定結果が表示され、スコアは100点満点で「赤(0~49)」「黄(50~89)」「緑(90~100)」の三段階評価となります。

モバイルとPC両方の結果がそれぞれ表示されるため、どちらも90点以上の緑を目指すと良いでしょう。

Page Speed Insightsの優れている点は、点数だけでなく、詳細な評価項目ごとのパフォーマンスと、改善方法を提示してくれる点です。

「インタラクティブになるまでの時間」「速度インデックス」「最大コンテンツの描画」など、項目ごとに問題ないものは緑色の「●」、改善が必要なものは黄色の「■」、パフォーマンスが著しく悪いものは赤色の「▲」というスコア付けが行われ、さらにその下には「改善できる項目」として、具体的な改善方法を提示してくれます。

例えば画像の容量が大きく、読み込みに時間がかかってしまっている場合には、改善項目に「適切なサイズの画像」という項目が表示され、タブを開くと次の様な改善提案が表示されます。

❞メディア ライブラリから直接画像をアップロードして必要な画像サイズを利用できるようにしたうえで、メディア ライブラリから挿入するか、画像ウィジェットを使用して、最適な画像サイズ(レスポンシブ ブレークポイントのサイズを含む)が使用されるようにします。「`Full Size`」の画像は、十分なスペースがある場合を除いて使用しないようにします。❝

これらの提案に従って改善を行っていけばページスピードに関するスコアを改善できるため、サイトの表示速度が気になるウェブマスターの方はぜひPage Speed Insightsを利用してみてください。

Google Analyticsによるページスピード測定

Google AnalyticsはGoogleが公式に提供している無料のアクセス解析ツールです。

非常に有名なツールですので、サイトを運営されている方ならほとんどがご存知だと思いますが、Google Analyticsは機能が非常に豊富なため、ページの速度に関するレポート機能があることはあまり知られていないのではないでしょうか。

Google Analyticsでは、左側の「行動」メニューから「サイトの速度」を開くことで、ページの表示速度に関する詳細なレポートを閲覧することができます。

Page Speed Insightsと比較した際にGoogle Analyticsが優れている点は、サイト内の各ページのパフォーマンスをまとめて調べることができることです。

Page Speed Insightsは1ページずつURLを入力しなければならないため、調査・改善を行いたいページが明確な場合にはGoogle Analyticsよりも詳細なデータを得ることができますが、一方で表示速度が遅いページを調べたい場合などには効率が悪いため、Google Analyticsでまとめてデータを閲覧するのがおすすめです。

また、Google Analyticsでは期間やブラウザ、国別など様々な条件を指定してデータを表示できるのも強みといえますね。

なお、Google AnalyticsとPage Speed Insightsは連動しており、Google Analytics内の「速度についての提案」から、「PageSpeedの提案」という項目をクリックすると、ページ毎にPage Speed Insightsが立ち上がり、スコアや改善提案を確認することができます。

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まとめ

ページの表示速度は検索順位のランキング要因であると同時に、ユーザー行動にも大きく影響を及ぼす重要なファクターです。

表示速度が遅いサイトは検索順位が低下してしまう可能性がある上に、直帰率や離脱率が高くなりやすいというデメリットまで抱えてしまいます。

Page Speed InsightsやGoogle Analyticsを用いてサイトの表示速度を調べ、低速なページがある場合には、Page Speed Insightsの改善提案に沿って、対策を行ってみてください。

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