SEO対策では、時間の有効活用や品質の向上を目指すうえで、さまざまなツールの活用が必須と言える時代に突入しています。
ジャンルごとに有益なツールを紹介し、プロと同等のSEO対策を進めましょう。
SEO対策ツールを活用するメリット
SEO対策ツールを使うと、キーワードの出現頻度やコンテンツチェック、競合チェック、順位変動チェック、被リンクチェックなどを効率的に進められます。
これにより速やかなキーワード選定や必要となるコンテンツの方針作りを進められるため、現代のSEO対策ではツールの活用が必須となっています。
機能別!おすすめのSEO対策ツールをご紹介
SEO対策ツールとして実用性が高いものを、それぞれの機能別に紹介していきます。
いずれも似ているようで少しずつ特徴が違っており、無料か有料か、あるいは登録が必要かなどの諸条件も異なりますから、より使い勝手がよく、相性のよいSEO対策ツールを利用しましょう。
SEO診断ツール
サイト全体のSEOを診断するためのツールです。
競合している他サイトと客観的に比較して、不足している部分を明確にし、サイトを改善するために活用できます。
SEOチェキ
無料のツールで、登録は不要です。URLやワードを入力することで、検索上位やキーワード出現頻度、発リンク、Whois情報のほか、インデックス数や利用ホストなどのサイトSEOチェックができます。
itomakihitode.jp
一部の機能を無料・登録不要で使えます。
検索順位のほか、自サイトのキーワード出現状況グラフ、被リンク数、外部・内部発リンク数、キーワード比率や出現数などを無料でチェックできます。
SEO 高屋
無料のツールで、登録は不要です。
各検索エンジンの順位チェックや被リンクチェックをはじめ、キーワード出現率、発リンクチェック、関連キーワードの検索などをワンクリックで行い、外部対策や内部対策を進められます。
検索順位チェックツール
自サイトと特定のキーワードを組み合わせた検索結果が、検索エンジンの何番目に表示されるのかをチェックできるツールです。
これを使えば、弱点となっているキーワードをあぶり出せるため、有益なSEO対策を進められます。
RANKING CHECKER
無料のツールで、登録は不要です。
URLに加えてキーワードを5つまで入力でき、GoogleとYahoo!、bingの検索順位が何番目なのかを把握できます。
シンプルながらレスポンスも早く、使い勝手のよさが特徴です。
http://broadentry.com/rankingchecker/
検索順位チェッカー
無料のツールで、登録は不要です。
URLとキーワードを最大5つまで組み合わせて、Google、Yahoo!、bingの検索順位を見つけることができます。
また、スマホ順位を別枠で表示でき、結果をCSVでダウンロードすることも可能です。
http://checker.search-rank-check.com/
BULL
最初の2週間が無料で、その後は1,150円~の月額料金がかかる有料ツールです。
インストール不要ですが、チェックの結果を自動的に取得できるため手間がかかりません。
スマホやタブレットからでも利用可能です。
Gyro-n SEO
最初の3ヶ月が無料で、その後は有料に移行する登録必須のツールです。
順位の変動を追いかけられるほか、競合サイトのマークやコンテンツ分析など、独自のサービスをそろえたツールとして高く評価されています。
SEPROSCOPE
無料のツールですが、ソフトのダウンロードが必要です。
Googleを活用してサイトの監視を自動で行うことにより、SEOの精度を高めることに役立ちます。
英語版でリリースされているため、やや利用難易度が高くなっています。
https://serposcope.serphacker.com/en/
ohouku.jp
無料で使えるツールで、登録は不要です。
Google、Yahoo!、bingの検索順位を上位から300位までチェックすることが可能です。
キーワードは3つまで設定でき、履歴を残せるため、繰り返し利用する場合の利便性が高いツールです。
http://ohotuku.jp/rank_checker/
GRC
無料で使えるツールですが、ダウンロードが必須です。
ボタン一つでキーワードの順位をチェックできるため操作性がよく、プロからも愛用されています。
ユーザーの声をフィードバックしており、改良が進められていることも特徴的です。
キーワード・サジェスト調査ツール
SEOキーワードを選定することはSEO対策における最大のポイントです。
この部門の調査ツールを活用すれば、検索ボリュームや競合性など、事前調査が必須の項目を簡単に確認できます。
KEYWORD FINDER
最初の7日間は無料で、その後は月額50,000円~の有料ツールです。
高額ですが、効果的と考えられるキーワードの自動取得や、順位を毎日取得して競合と比較する機能などが充実し、スマホや海外サイトにも対応します。
キーワードプランナー
Googleアカウントの保有者は無料で使えるツールです。
検索ボリューム、関連キーワードなどの重要な情報をキャッチしやすいツールで、検索ネットワークキャンペーンにおけるプラン作成にも役立ちます。
Google Trends
無料で使えるツールで、登録は不要です。
Googleにおけるサジェスト機能で導き出せるキーワードを一覧で取得し、csv形式でダウンロードできます。
とくに最新のキーワード調査に向いています。
goodkeyword
無料で使えるツールで、登録は不要です。
任意のキーワードを入力して検索するだけで、現在もっとも多く検索されているキーワードが100件以上表示されます。
勢いがあり、需要が高いキーワードの取得に適しています。
aramakijake.jp
無料で使えるツールで、登録は不要です。
キーワードを検索すると、月間検索アクセスの予想数が表示されます。
また、競合サイトのURLを入力することで、他社サイトの検索数を予測することも可能です。
SE Ranking
無料トライアル終了後には月額4,235円が必要な有料ツールです。
キーワードグループ化、競合SEOやPPCの調査、被リンク監視などの機能が備えられており、正確性の高い順位表示が行われることにも定評があります。
SEO難易度チェックツール
無料で使えるツールで、登録は不要です。
任意のキーワードを入力して検索を行うことで、SEO難易度を数値で表示してくれるツールなので、競合サイトが対策していないキーワードを見つけるために役立ちます。
http://rishirikonbu.jp/difficulty_checker/
キーワード出現頻度チェックツール
SEO対策のコンテンツを完成させた際、選んだキーワードが一定数以上使われていなければ品質が落ちてしまいます。
これから紹介するツールで出現頻度を確認し、アクセスした人物の興味をさらに高めましょう。
ohouku.jp
無料で使えるツールで、登録は不要です。
URLと特定のキーワードを入力してチェックすると、そのページの中で使われているキーワードの数や、文中の割合について確認できるうえ、出現率目標も設定できます。
http://ohotuku.jp/keyword_ratio/
ファンキーレイティング FunkeyRating
無料で使えるツールで、登録は不要です。URLかテキストを入力し、ターゲットのキーワードを追加すると、キーワードの出現率がわかります。
また、特定のキーワードを一定数以下に調整できます。
https://funmaker.jp/seo/funkeyrating/
FC2キーワード出現率チェッカー
無料で使えるツールで、登録は不要です。
サイトのURLを入力するだけで、そのページの中で使われているキーワードが多い順に表示されるほか、割合についても一覧で確認できるため、調整を簡単に行えます。
https://seo.fc2.com/keywordrate/
Webサイト内部チェックツール
内部対策を進めるためのツールです。
活用すると、より効果的なコンテンツに改良するヒントが手に入り、ユーザーに有益な情報を与えられるようになります。
Google Search Console
無料で使えるツールですが、Googleアカウントの取得が必要です。
Googleが直接運営していることもあって人気が高く、合計クリック数などの検索アナリティクスを筆頭に、サイト内部における分析を進められます。
https://search.google.com/search-console/about
seopack.jp
無料で使えるツールで、登録は不要です。
対策URLに加えてキーワードを入力すると、独自のスコアリングシステムでサイト内の評価を行い、100点満点で採点されます。SEOの完成度を測る際に役立ちます。
https://seopack.jp/inside_score/
talabagani.jp
無料で使えるツールで、登録は不要です。
自サイトのURLとキーワードを入力すると、キーワードの出現頻度をはじめ、使用している単語数、ディスクリプションなどの情報が一覧で表示され、内部対策に生かせます。
Screaming Frog SEO Spider Tool
無料で使えるツールで、ダウンロードして使用できます。
サイトのURLを入力すると、サイト内に掲載されているすべてのURLやタイトル情報、メタ情報をリスト化でき、内部対策に役立てることができます。
https://www.screamingfrog.co.uk/seo-spider/licence/
コンテンツチェックツール
Googleからの評価を高めるためには、訪れるユーザーが利便性を感じられるコンテンツ作りが必要です。
これから紹介するツールを使うと、ユーザーが必要とする情報を把握でき、サイトのレベルを向上するために役立てられます。
ezorisu-seo.jp
無料で使えるツールで、登録は不要です。
キーワードを入力して調査開始ボタンを押すと、組み合わせて使うと有効なSEOキーワードを自動分析で紹介してくれるため、有益なコンテンツを作りやすくなります。
無料上位SEO解析ツール fukuro
無料で使えるツールで、登録は不要です。
キーワードを入力して解析すると、組み合わせるとアクセス向上を見込めるキーワードをトップ3で紹介してくれるほか、必要な被リンク数の目安も算出されます。
SEO TOOLS
無料で使えるツールで、登録は不要です。
公開されているサイトのSEO最適度をチェックし、診断の代行を任せられます。
検索ボリュームの予測やGoogle検索時の順位が一覧で表示されるため、改善点をつかめます。
検索アルゴリズム変動チェックツール
Googleではアルゴリズムのアップデートが行われることが多く、突然アクセス数が伸び悩んでしまうことがあります。
この影響を受けているか否かを確認するために使えるツールを紹介します。
Panguin Tool パンギンツール
無料で使えるツールで、ユーザー登録が必要です。
ログインしてURLを入力するとグラフが表示され、アクセス数の推移が見られるほか、アップデートされた日にちを確認して、アクセス数の変動を把握できます。
https://barracuda.digital/panguin-seo-tool/
namaz.jp
無料で使えるツールで、登録は不要です。
PC、モバイル、キーワードジャンル別と3種類の方法で検索ができ、アルゴリズムアップレートが行われたタイミングがグラフで表示されます。
競合チェックツール
競合サイトと客観的な比較を行えば、より魅力的なコンテンツを作れます。
ライバルのよい部分を盗むために使えるのは、次のツールです。
SimilarWeb
無料版と有料版が用意され、有料版の月額料金はコンサルタントと相談のうえで決定します。
特定のウェブサイトを分析し、ライバル会社が施しているSEO対策の詳細を暴くことができます。
Ginzametrics
3種類の料金プランが用意されており、月額料金は非公開です。
大量のキーワードをモニタリングして分析できることが特徴的で、レポーティングやコンテンツ分析のほか、SEO診断などを包括的に行えます。
https://www.similarweb.com/corp/ja/pricing/
User Local
有料登録が必要なツールで、月額料金は非公開です。
楽天市場をはじめとした27,000以上のECサイトを自動分析し、競合となる店舗を導いたうえで、取扱商品の価格等を検索できます。
http://ec.userlocal.jp/competitor/
eMark+
有料登録が必要なツールで、月額費用は10万円~です。
ライバルサイトと自サイトの比較が可能であり、アクセス解析を実行できることもメリットです。
https://www.valuesccg.com/service/dmd/emarkplus/
順位変動チェックツール
検索結果の順位変動を把握するツールを利用すると、検索エンジンの評価基準が理解でき、有効なコンテンツへと書き換えやすくなります。
SERPmetrics
無料で使えるツールで、登録は不要です。
月ごとの検索エンジンの変動性がグラフで表示されるため、流行の変化にいち早く気付けます。
namaz.jp
無料で使えるツールで、登録は不要です。
Googleによるアルゴリズム変動を、色分けされたグラフで確認できるので、何らかの変動を素早くチェックが可能です。
SEMrush Sensor
無料登録ができますが、活用には月額99$以上の支払いが必要です。
ボラティリティ測定を基にし、Googleによるアップデートを表示させます。日本国外の変化にも対応します。
https://ja.semrush.com/sensor/
Algoroo
無料で使えるツールで、登録は不要です。
Googleによるアルゴリズム追跡に特化したツールであり、17,000件を上回るキーワードを監視しながら変動を確認します。
RankRanger
無料で使えるツールですが、登録が必要です。
10,000件以上ものドメイン、そしてキーワードを毎日チェックしており、SERPの変動値を算出して周知します。
https://www.rankranger.com/rank-risk-index
コピー・重複チェックツール
他サイトとの一致率が高いと、検索エンジンからペナルティを受ける恐れがあります。
コピーチェックツールを使い、一致率を一定以下に引き下げましょう。
CopyContentDetector
無料で使えるツールで、登録が必要です。
文章をコピペしてチェックするだけで、類似するサイトとの一致率や連続文字数、類似度などがパーセンテージで表示されます。
影武者
無料から使えるツールで、有料登録を行う場合も月額100円~と低価格です。
外注した記事のコピーチェックのほか、自社コンテンツの無断転載などを見つけられます。
https://kagemusya.biz-samurai.com/
被リンクチェックツール
Google検索においては、リンクを貼られた数が評価の一つとして採用されます。
被リンク数を確認できるツールは、コンテンツの立ち位置を知るために使えます。
hanasakigani.jp
無料で使えるツールで、登録は不要です。
自分のサイトの被リンク数を表示できるほか、競合しているサイトの被リンク数を確認して、比較ができます。
Makestic:SEO
無料から利用でき、有料登録する場合の月額料金は49.99$~です。
被リンクの数をはじめとしたプロファイル分析に特化し、現状の理解に役立ちます。
akakurage.jp
無料で使えるツールですが、メールアドレスの登録が必要です。
被リンクの内容を知ることができるという点が最大の特徴で、リンクペナルティを避けるために役立つツールになります。
ahrefs
7日間7$の使用期間からスタートする登録制のツールです。
被リンクから競合サイトの現状を調査でき、他サイトの長所を分析するための価値を持っています。
マイサイト被リンクチェック
無料で使えるツールで、登録は不要です。
URLを入力するだけで自サイトの被リンクがわかるほか、競合サイトの被リンクチェックも行えます。
リンク切れチェックツール
リンク切れが多発すると、ユーザーから古いサイトとして認識されやすく、満足度が下がります。
リンク切れをチェックするツールを使い、日々アップデートしましょう。
takotubo.jp
無料で使えるツールで、登録は不要です。
任意のURLを入力すると、リンク切れを起こしているか、平常通りにアクセスできるかを簡単に判断でき、履歴を残すこともできます。
http://takotubo.jp/linkbreak_checker.php
リンクチェッカー dead-link-checker.com
無料で使えるツールで、登録は不要です。
指定したURLを入力すると自動的にリンクのチェックが始まり、リンク切れを起こしているサイトを抽出できます。
http://dead-link-checker.com/ja/
まとめ
SEO対策を行ううえで役立つツールは非常に多く、無料で活用できるツールも多数存在します。
それぞれのツールが独自の特徴を持っていますので、コンテンツに足りない部分を補うツールから順番に活用し、レベルアップを試みましょう。